IFDの便利な注文方法は?
IFDのおすすめの使用法としては、指値注文と同時に損切りの逆指値注文(ストップロスオーダー)を出しておく注文になります。
例えば、為替レートが1ドル=110円のときに、もう少し安く買いたいので、1ドル=108円で買い指値注文を出すとします。
通常は、108円に約定したことを確認した後で、逆指値注文を出すわけですが、指値注文がいつ約定するかわかりません。
重要経済指標や要人発言などの際に約定してしまい、確認したときには、大暴落して大きな含み損を抱えているかもしれません。
かといって、約定するまで何度も確認するのはとても面倒です。
このようなときにIFD注文を利用するのです。
つまり、108円のドル買い注文と、それが約定したら107円の逆指値注文決済が有効になるという形式のIFD注文を出すのです。
こうしておけば、108円で注文が約定した後、もしドルが急落して100円になるような事態になったとしても、107円の逆指値注文にかかって、107円で売り決済されますので、損失を膨らませる事態に陥らずにすむのです。 |