外貨投資入門



ユーロ圏は地政学的リスクが低い

なぜ地政学的リスクが低いのですか?

9・11テロ以降、米国と中東諸国との関係はギクシャクとしていますが、その一方で、ユーロ圏には米国と共同歩調をとる英国が参加しなかったことなどから、ユーロ圏の地政学的リスクは比較的弱いとされています。

なお、ユーロ導入国のドイツが景気のけん引役となりユーロ圏の景気が底堅く推移していることも、ユーロ相場が底堅く推移している原因の1つとされています。

ユーロ圏の金融政策の決定は?

ユーロ圏の金融政策は、ECB(欧州中央銀行)の会合で決定されます。

ちなみに、政策金利は、ユーロ取引開始後に、一時期2%まで低下した時期もありましたが、2005年12月に利上げが再開されたことで、2008年7月には4.25%になりました。

ユーロの買いのポイントは?

ユーロはヨーロッパの基軸通貨的な存在であり、米ドルに次ぐ影響力を持った通貨です。

ユーロでは、ユーロ圏の経済情勢と金利動向に注目する必要がありますが、他の通貨に地政学的リスクが存在する時期は、買いのチャンスといえます。


米ドルの上昇・下落要因
ユーロ(EUR)は欧州連合の通貨
ユーロはドルに代われるか
ユーロの上昇要因・下落要因
英国とEU諸国との関係

質への逃避、資金逃避先
ユーロ圏は地政学的リスクが低い
ユーロの地位が上昇するには?
英国ポンドはかつての基軸通貨
英国ポンドは乱高下と地政学的リスクに注意


産油国がドル・ペッグ制
NZドル(NZD)は高金利通貨

日本円関する重要指標
ユーロドル


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