ユーロが米ドルに取って代われる可能性は?
現在ユーロは、米ドルに次ぐ世界第2位の通貨といえます。
ですから、世界の多くの国々が、原油決済用通貨としてドルに代わってユーロを使用したり、外貨準備の高い国々がドルの準備金の多くをユーロに切り替えたりする動きが強まっていけば、ユーロの地位が格段に上昇することになると思われます。
このような状況になれば、将来的に、ユーロが米ドルをしのぐ通貨になることも可能性としてはあるのかもしれません。
ユーロ(EUR)の特徴は?
ユーロには、次のような特徴があります。
■比較的基調が変わりやすいので、長期にポジションを保有する場合には、レバレッジを低くすることが望ましいです。
■米ドルへの懸念が生じた際には、資金逃避先となることが多いです。
■英国以外のほとんどの欧州各国が使用しています。
なお、ユーロはヨーロッパの基軸通貨的な存在であり、米ドルに次ぐ影響力を持った通貨です。
ユーロでは、ユーロ圏の経済情勢と金利動向に注目する必要がありますが、他の通貨に地政学的リスクが存在する時期は、買いのチャンスといえます。
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