金先物取引の取引単位は?
先物取引の取引単位は「枚」であり、金先物取引の場合は、1000グラム=1枚になります。また、ミニ取引では、100グラム=1枚です。
よって、売買注文は、1枚、2枚という単位で行われます。
金先物取引の約定値段とは?
約定とは、売買が成立することをいいます。また、約定値段は、「呼値(よびね)」と呼ばれる取引単位よりも小さい単位になります。
なお、金先物取引の場合は、約定値段は1グラム(呼値1グラム)当たりの価格です。
金先物取引に元本保証はあるの?
金先物取引には価格変動がありますから、元本保証は当然ありませんし、また、利息もつきません。
金(ゴールド)は、先物取引としては比較的価格変動が少ないので、初心者向きの商品と言われていますが、とはいえ、投資資金の25倍もの資金を動かしているわけですから、一般的な株式投資よりはハイリスクであることはいうまでもありません。
なお、金先物取引では、買い付けから始めた場合は価格の上昇、売り付けから始めた場合は価格の下落によって利益を得ることができます。
値幅制限とは?
商品先物取引には、急激な価格変動による市場の混乱を防止するため、一日の値動きの幅を制限する仕組みがあるのですが、これを「値幅制限」といいます。
値幅制限も随時見直され、過去の一定期間の価格変動を基準に、価格が到達する可能性が低い値に設定されています。
なお、金先物取引の場合、現在の値幅制限は前日比±150円とされています。 |