金先物取引の売買注文はどのように出せはいいの?
売買注文は、商品取引員の店頭、電話注文のみ受け付ける商品取引会社もあるようですが、実際には、インターネット経由のオンライン取引ができるところも多いです。また、買い建玉がある状況で、新たに売り注文を出すことも可能です。
なので、注文を出す際には、「商品名」(この場合は金)、「何月限」、「売り付けまたは買い付けの別」、「新規または仕切りの別」「枚数」「指値または成行」などを伝える必要があります。
ちなみに、オンライントレードの場合は、これらは自分で入力しなければなりません。
建玉・仕切りとは?
「建玉(たてぎょく)=ポジション」とは未決済契約のことをいいますが、買い付けた場合には「買い建玉」、売りつけた場合には「売り建玉」といいます。
また、「仕切り」とは、差金決済で取引を終了することをいいます。
金先物取引の流動性と換金性は?
商品取引所の取引時間中でしたら、いつでもリアルタイムの金価格で売買することができます。
とはいえ、需給状況によっては、希望する価格で売買できない可能性や、売買そのものが成立しない可能性もありますので注意したいところです。
ちなみに、東京工業品取引所の取引時間は、2008年1月に2時間延長され、午前9時から11時、午後0時30分〜5時30分の7時間となっており、2009年3月には午後11時まで延長されました※。さらに、2010年9月には欧米並みの24時間取引となっています※。
※ただし、ゴム市場の夜間立会については午後5〜7時となっています。 |