どのような場合に発動されるのですか?
ロスカット(強制決済)とマージンコール(追証)が発動されるのは、計算上の損失額が、証拠金の最低率を下回ったときです。
この計算上の損失というのは、まだ反対売買を行って確定させてはいないけれど、現在の価格で計算した損失のことを意味します。
例えば、最低証拠金額が10万円の場合に、計算上の損失額が5万円になったとしたら、最低証拠金額に対する残りの証拠金額の比率は50%になります。
この比率が一定の率を下回ると、ロスカットあるいはマージンコールが発動されることになるのです。
ちなみに、この一定率のことを「証拠金維持率」といいます。
ロスカットやマージンコールの維持率はどれくらいですか?
ロスカットやマージンコールの維持率の設定については、FX業者によってもまちまちですが、その多くはロスカットで最低証拠金の20%、マージンコールで50%くらいのようです。
また、たいていのFX業者ではロスカットを採用していて、マージンコールを採用している業者はそれほど多くはないようです。
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