相対取引と取引所取引
外国為替市場の大半の取引は、銀行対銀行の相対取引、すなわちOTC(オーバー・ザ・カウンター)取引によって行われています。
ちなみに、相対取引というのは、特定の取引所に集まって取引するのではなく、個々の金融機関同士が取引の相手を見つけて、個別に取引を行う方式のことをいいます。
しかしながら、一部には、取引所で行われる取引もあり、米国のシカゴ市場の通貨先物市場など、先物取引の形で為替取引を行う市場があります。
ほとんどのFX業者では、顧客からの注文に応えて、それを相対取引の外国為替市場につなぐOTCの方式を採っていますが、FXでも「くりっく365」というタイプは、取引所を通した取引となっています。
「くりっく365」とは?
この「くりっく365」というのは、東京金融取引所という、通貨や短期金利の先物取引を行っている取引所で取引されるFXのことをいいます。
基本的には、OTCタイプのFXと変わりませんので、24時間取引で、証拠金をもとにレバレッジをかけて、様々な通貨ペアの買い・売りができます。
もちろん、スワップ金利もつきます。 |