ETFとはどのようなもの?
ETF(Exchange Traded Funds)というのは、証券取引所に上場されている投資証券のことをいいます。ETFは、1990年代に米国開発・商品化され、欧米を中心に市場が急拡大しています。
ETFの特徴として、株価指数など、各種の指数や価格に連動する仕組みになっているということがありますが、金ETFは、まさに金価格に連動して価格が上下する上場投資信託です。
日本のETFはいつ導入されたの?
日本のETF第1号は、1995年に登場しています。しかしながら、このときのETFは、現物拠出型ではなく、金銭拠出により受益証券を受け取るタイプでした。
ちなみに、現在上場しているETFの主流は現物拠出型です。
日本で本格的にETFが導入されたのは、2001年に政府が実施した株価対策の一環としてでした。
なぜETF導入は株価対策になるの?
ETFというのは、指数を構成する銘柄の株券を機関投資家がファンド(運用会社)に拠出する現物拠出型の商品だからです。
つまり、機関投資家が株券を拠出することによって、市場に出回る株式を少なくし、株価下落を防ぐという役割が期待されていたのです。
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