商品先物取引には期限があるの?
商品先物取引には、取引期間が決められており、この期限となる月のことを限月(げんげつ)といいます。
具体的には、例えば、「08/06」であれば2008年6月が取引の期限であり、六限月(六がつぎり)といいます。
商品先物取引の証拠金とは?
商品先物取引の特徴として、担保としてお金を預け入れ(これを証拠金といいます)、証拠金の数十倍の金額の取引ができることがあります。
こうした取引でしたら、投資資金よりもはるかに大きな取引ができるわけで、それ故に商品先物取引は、典型的なハイリスク・ハイリターンの取引といわれます。
金先物取引の仕組みはどうなっているの?
金(ゴールド)の先物取引は、前述したように、一般的には差金決済ですが、受渡決済も可能となっています。
また、取引所が定める金先物取引の限月は2、4、6、8、10、12月の偶数月で、売買発注時に新規売買成立日の翌月から起算して12か月以内の限月を選択することができます。
さらに、通常の金先物取引とは別に、「ミニ取引」という現金決済専用の先物取引も創設されています。ちなみに、ミニ取引の決済期限は、6か月以内の限月になります。
なお、金価格が先高予想であれば「買い」から、先安予想であれば「売り」から取引を始めます。
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