金ＥＴＦを売買する際には、株式投資と同様、証券会社に売買委託手数料を支払わなければなりません。また、この売買委託手数料は、証券会社により、あるいは売買代金により異なります。

ちなみに、店舗展開している証券会社よりも、インターネット専業証券のほうが手数料は安くなっているようです。

なお、定額制として、1日に何度売買しても手数料が同額という料金体系を取り入れている会社もあります。

自宅のパソコンからインターネット経由で売買注文を出すことができる人でしたら、インターネット専業証券を利用したほうがコストを削減できます。

また、あまりオススメはできませんが、格安手数料のネット証券を利用すると、小さな価格変動を利用した短期売買もできます。

ちなみに、金地金にかかるバー・チャージと、ネット証券の金ＥＴＦの売買手数料を比べますと、金ＥＴＦの手数料のほうが割安に設定されています。

ロコ・ロンドンというのは、「金」の現物取引において用いられる用語です。「ロコ」は運賃や保険料等を含まない現場渡し価格のことであり、「ロンドン」は英国のロンドン市場のことを指しています。

なお、「金」の現物取引において「ロコ・ロンドン」というときは、単に「運賃や保険料等を含まないネット（正味）の金取引価格」の意味で用いられます。

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