どのようなテクニカル分析手法ですか?
ボリンジャーバンドというのは、移動平均線を軸として価格の動く範囲を予測するチャートのことをいいます。
このボリンジャーバンドは、米国の投資研究家ジョン・ボリンジャー氏によって考案されたものです。
ボリンジャーバンドでは、まず一定期間の移動平均線を描き、その上下にそれぞれ2本のライン(標準偏差)を加えます。
この標準偏差に挟まれた箇所がバンドと呼ばれるもので、価格はこのバンド内で推移すると考えられています。
ちなみに、標準偏差は上1本目を+1σ、2本目を+2σ、下1本目を−1σ、2本目を−2σといいます。
ボリンジャーバンドの見方は?
ボリンジャーバンドは、基本的には次のように判断します。
■価格が標準偏差−2σを下抜けたら「買い」
■価格が標準偏差+2σを上抜けたら「売り」
なお、バンドの幅が狭くなった後は、新たなトレンドが形成されやすいとされています。 |