フィボナッチとはどのようなものですか?
フィボナッチは、13世紀のイタリアの数学者が考案したもので、ピラミッド建築などにも当てはまる数列のことですが、これをテクニカル分析に応用したものをいいます。
フィボナッチの考え方の基本は、「1・1・2・3・5・8・13…」というように、直前の和が次の値になるというものです。
フィボナッチの特徴は?
フィボナッチの数列は、どの数もその上位の数に対して0.618倍、どの数も下位の数に対して1.618倍、どの数もふたつ上位の数に対して0.382倍に近づいていくという特徴を持っています。
要するにこれだけのことなのですが、不思議と相場の節目に当てはまることも多いです。フィボナッチは、「黄金分割」とも呼ばれ、テクニカル分析ではこの倍率が重要になります。
フィボナッチを使った相場分析
フィボナッチで相場分析する際には、この数列と倍数を使って、相場の日数にあてはめて日柄をみたり、為替相場の前日のレンジなどに当てはめ、相場戻りや押し目を見ます。
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