外貨投資入門



FXの典型的な負けパターンについて

ストップ・ロス・オーダーを利用しないケース

FXで負けている人の典型的なパターンが、ストップ・ロス・オーダーを利用していないケースといわれています。

ストップ・ロス・オーダーを利用するとは、ストップ・ロス・オーダーで負けを最小限に抑えることによって、逆説的に勝つ可能性をグッと高めるということです。

デイトレードをされている個人投資家ほど、目先の値動きばかりに気をとられがちになっている、すなわち「木を見て、森を見ず」の状態になっているので、大相場を迎えるたびにやられてしまっているようです。

よって、短期間で勝負しているデイトレーダーほど長期的な視野、つまり大局観が必要であり、相場はその時々でどのような局面にあるのか、あるいは自分が現在どの位置にいるのかということを把握しておく必要があるのです。

ストップ・ロス・オーダーの具体例

例えば、ドル円相場でその後ドル高・円安になることを予想して、1ドル=100円でドル買い・円売りをしたとします。

ただし、市場が予想通りになるとは限りませんので、1ドル=98円にストップ・ロス・オーダー(ドル売り・円買い)を設定します。

この場合、予想が外れて、1ドル=98円になってしまえば2円(100円−98円)の損失は確定してしまいますが、それ以上の損失の拡大は防いでくれます。

もちろん、相場がゆっくりと1ドル=100円から98円になるような展開ですと、損失を確定したくないという気持ちもわかりますが、1ドル=100円が一気に1ドル=90円になるような展開でしたら、逆にホッとするのではないでしょうか。

暴落相場というのは、予告なく突然やってきます。しかも、毎年必ず2〜3回はやってきますから、FXでは常にストップ・ロス・オーダーが必要といえます。


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