IMFが金(ゴールド)を大量に売却すると金価格は下落するの?
IMFは、サブプライム・ショックの影響で経済危機に陥った東欧などの国を支援するため、保有している「金」403トンの売却による予算捻出を計画しているようです。
この案については、2008年から議論されていますので、マーケットでは既に織り込み済みといえますが、そうはいっても、心理的な影響は大きいと思われますので、一時的に金価格が下落する要因にはなると思われます。
といっても、これは一過性の売りですから、長期的には「金」買いのチャンスといえそうです。
ヘッジファンドが金(ゴールド)を大量に売却すると金価格は下落するの?
ヘッジファンドは、株価が再度下落すると、顧客からの解約ラッシュに見舞われてしまいます。
とりあえずは、半年の解約猶予期間を発動して凌いではいるものの、すでに一部のヘッジファンドが解散したり清算したりといったニュースもちらほら目についており、ヘッジファンド業界縮小の流れに歯止めがかからない状況です。
そうなりますと、運用資産の処分売りが起こりますが、「金」もその中に含まれることから、そういったケースでは株も「金」も運用資産はすべて売却されるような事態が発生すると思われます。
とはいえ、これは一過性の売りですから、長期的には「金」買いのチャンスといえそうです。 |